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初心者向けゴルフのペナルティ解説|OB・池・ロストボールは何打罰?

ゴルフレッスンナビ編集部
読了目安時間:7分
初心者向けゴルフのペナルティ解説|OB・池・ロストボールは何打罰?

コースデビューが近づくと「OBになったら何打目?」「池に入ったらどうすればいいの?」と不安になりますよね。結論から言うと、OB・池・ロストボールはいずれも基本は1打罰です。この記事では、初心者がまず覚えておきたいペナルティの数え方と、その場で迷わない処置の手順をやさしく解説します。

ゴルフのペナルティ(罰打)とは?まず押さえたい考え方

ゴルフのペナルティ(罰打)とは?まず押さえたい考え方

ゴルフのペナルティとは、ルールに沿ってプレーを続けるために、実際に打った数とは別にスコアへ加える打数のことです。「罰打(ばつだ)」とも呼ばれます。

初心者が最初に覚えておきたいのは、次の2つだけです。

  • よく起こるトラブルの多くは「1打罰」:OB、ペナルティエリア(池や川)、ロストボール、アンプレヤブルは、いずれも1打を加えて処置します。
  • 「どこから次を打つか」が状況によって変わる:罰打の数は同じでも、打ち直す場所の選び方が違います。

現在のゴルフルールは2019年に大きく改正され、プレーの進行を早めるためにシンプルな方向へ見直されました。昔の知識のまま覚えている人から、古いルールを教わることもあるので注意しましょう。細かい条文をすべて覚える必要はありません。まずは「何打罰で、どこから打つか」をセットで覚えると、コースで慌てずに済みます。

OBは1打罰で打ち直し|ティーショットなら次は3打目

OBは1打罰で打ち直し|ティーショットなら次は3打目

OB(アウト・オブ・バウンズ)とは、プレーしてよい区域の外のことです。ボールがOBになったら、1打罰を加えて、前に打った場所から打ち直します。これを「ストロークと距離の罰」と呼びます。

たとえばティーショット(1打目)がOBになった場合、1打目+罰打1打で、ティーイングエリアから打ち直すショットは3打目になります。「打ち直しは3打目」と覚えておくと数え間違いを防げます。

OBの境界は白杭で確認する

OBの境界は、コース上では主に白い杭や白線で示されています。ボールの全体が境界の外に出ていればOBです。少しでも境界にかかっていればOBではないため、そのままプレーできます。

暫定球を打っておくと進行がスムーズ

「OBかもしれない」「見つからないかもしれない」と思ったら、前のボールを探しに行く前に**暫定球(ざんていきゅう)**を打っておきましょう。暫定球とは、元のボールがOBや紛失だった場合に備えて打つ、予備のボールです。

  • 打つ前に同伴者へ「暫定球を打ちます」とはっきり伝える
  • 元のボールがセーフ(OBでなく、見つかった)なら、暫定球は拾ってそのまま元のボールでプレー
  • 元のボールがOBや紛失なら、暫定球でプレーを続ける

宣言せずに打つと、そのボールが「打ち直しの球」として扱われてしまうため注意が必要です。

前進ティー(プレーイング4)がある場合

日本のゴルフ場では、OBが出やすいホールに「前進ティー」を設けていることがあります。「プレーイング4(プレ4)」とも呼ばれ、ティーショットがOBになったときに前方の特設ティーから4打目として打てる、そのゴルフ場独自の決まり(ローカルルール)です。使えるかどうかはゴルフ場ごとに異なるため、スタート前にスコアカードの裏面や案内を確認しておきましょう。

池や川に入ったら?ペナルティエリアの処置

池や川に入ったら?ペナルティエリアの処置

池や川などは「ペナルティエリア」と呼ばれます。ボールが入ったことが分かっている、またはほぼ確実な場合は、1打罰で救済を受けられます。なお、ペナルティエリア内のボールは、打てる状態であれば罰なしでそのまま打つこともできます。

黄色杭と赤杭で選べる処置が変わる

ペナルティエリアは、杭や線の色で2種類に分かれています。

  • 黄色(イエローペナルティエリア):次の2つから選べます
    • 前に打った場所から打ち直す
    • ボールが最後に境界を横切った地点とホールを結んだ線上で、その地点より後方にドロップする
  • 赤(レッドペナルティエリア):黄色の2つに加えて、もう1つ選べます
    • ボールが最後に境界を横切った地点から、ホールに近づかない範囲で2クラブレングス以内にドロップする

クラブレングスとは、パター以外で一番長いクラブ(多くの場合ドライバー)の長さを単位にした距離のことです。ドロップは、ひざの高さからボールを落として行います。

ロストボールとアンプレヤブル

ロストボールとアンプレヤブル

ボールを探せるのは3分まで

ボールを探し始めてから3分以内に見つからなければ、ロストボール(紛失球)になります。ロストボールの処置はOBと同じで、1打罰を加えて前に打った場所から打ち直しです。

ティーショットがロストボールになったのに暫定球を打っていないと、ティーイングエリアまで戻らなければなりません。後続の組を待たせないためにも、「見つからないかも」と感じたら暫定球を打っておくのが安心です。

打てない場所ならアンプレヤブルを宣言できる

木の根元や茂みの中など、ボールが見つかっても打てない場所にあるときは、アンプレヤブルを宣言できます。アンプレヤブルは、プレーヤー自身の判断で1打罰を払い、次のいずれかの方法で打ち直す処置です(ペナルティエリア内では使えません)。

  • 前に打った場所から打ち直す
  • ボールの位置とホールを結んだ線上で、ボールより後方にドロップする
  • ボールの位置から、ホールに近づかない範囲で2クラブレングス以内にドロップする

無理に打とうとして空振りやケガをするより、1打罰で打ちやすい場所に移すほうが結果的にスコアがまとまることも少なくありません。

知っておくと得をする「無罰」で救済を受けられるケース

知っておくと得をする「無罰」で救済を受けられるケース

すべてのトラブルが罰打になるわけではありません。次のようなケースでは、罰なしで救済を受けられます。

  • カート道路や排水溝の蓋など(動かせない障害物):スタンスやスイングの妨げになるときは救済を受けられます
  • 修理地(青杭や白線で囲まれた区域):コースの補修中などで、プレーしないよう示された場所です
  • 一時的な水たまり:雨のあとにできた水たまりなども対象です

処置は、障害がなくなる一番近い場所(ニアレストポイント)を決め、そこからホールに近づかない範囲で1クラブレングス以内にドロップします。「罰があるもの」と「罰がないもの」を区別できると、余計な打数を払わずに済みます。

よくある質問

Q. OBと池(ペナルティエリア)の違いは何ですか?

どちらも1打罰ですが、打ち直す場所が違います。OBは前に打った場所に戻って打ち直すのが基本です。一方ペナルティエリアは、前に打った場所に戻るほか、境界を横切った地点を基準に後方などへドロップする方法も選べます。

Q. 間違えて他人のボールを打ってしまったらどうなりますか?

ストロークプレー(打数の合計で競う形式)では2打罰です。誤球を打った打数は数えず、自分のボールに戻ってプレーを続けます。自分のボールには、ペンで印を付けておくと見分けやすくなります。

Q. 初心者のうちはルールを全部覚えないとコースに出られませんか?

いいえ、最初からすべてを覚える必要はありません。この記事で紹介したOB・池・ロストボール・アンプレヤブルの処置と数え方を押さえておけば、多くの場面に対応できます。分からないときは同伴者に確認しながら進めましょう。

まとめ

  • OB・ペナルティエリア・ロストボール・アンプレヤブルは、いずれも基本は1打罰
  • ティーショットのOBやロストボールは、打ち直しが3打目になる
  • 「OBかも」「見つからないかも」と思ったら、宣言してから暫定球を打つ
  • 池は黄色杭・赤杭で選べる処置が変わる
  • カート道路や修理地などは、罰なしで救済を受けられる

ルールは本を読むだけよりも、実際に状況を経験しながら覚えるほうが身に付きやすいものです。ゴルフスクールでは、スイングだけでなくコースでのルールやマナーを教えてもらえることもあります。まずは体験レッスンの流れや持ち物をチェックして、気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

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